不思議な世界へようこそ

ふと思い付いた詞や物語をブログに日記形式で残して行きます。


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ちぃちゃんは お絵かきが大好き
真っ白い画用紙と12色のクレヨンをもって
今日もお絵かきに出かけます。

お花畑や海や山 色んなところで絵をかきます。
お母さんに買ってもらった大好きなクレヨン
いつも真っ白画用紙と一緒に出かけます。

だけど、いつもあまってしまう白いクレヨン

『あ~、またあまっちゃった。』

ちぃちゃんは あまってしまった新品の白い
クレヨンをお母さんにばれないようにお部屋の
机の引き出しにかくしてしまいました。
あまってしまったクレヨンはこれでもぉ4本。

次の日、お母さんが新しい12色のクレヨンを
買って来てくれました。

『ちぃちゃんは本当に絵がすきなのね』
『うん、だ~いすき!』

ちぃちゃんはじまんげにお母さんに言いました。
明日はどこにお絵かきをしに行こうかと考えながら
眠りにつきました。
真夜中、誰かが泣いてる声がします。
『ちぃちゃん、ちぃちゃん・・・』
ちぃちゃんは目を開けて、周りをみわたしたけど
誰もいません。気のせいかな?と思い、また
ベッドに横になると
『ちぃちゃん、ちぃちゃん・・・』
泣きながら、ちぃちゃんを呼ぶ声が聞こえます。

ちぃちゃんは、起き上がり、声のする方へ近づいて
みました。それは、ちぃちゃんがかくした机の
引き出しの中から聞こえます。

思い切って引き出しを開けると、白いクレヨンが
4本かたまって泣いていました。
『ちぃちゃんは、どうしてぼくたちを使ってくれないの?』
ちぃちゃんは答えました。
『だって、白い画用紙に白いクレヨンは目立たないもの』

次の瞬間、お母さんに買ってもらった12色のクレヨンが
光りました。おどろいて、中をあけてみると、白いクレヨン
だけがありません。
『どこに行ったの?ちぃちゃんのクレヨン』
ちぃちゃんは、大声で泣きました。

ちぃちゃんの泣き声におどろいたお父さんとお母さんが
ちぃちゃんの部屋にやってきました。
『どうしたの?ちぃちゃん』
『怖い夢でも見たの?』
ちぃちゃんは、泣いてばかりで答えません。

ワンワン泣いて、泣きつかれて、ちぃちゃんは眠って
しまいました。
その夢の中で、白いクレヨンが空に向かって上がって
行くのが見えました。
『いかないで!クレヨンさん、ちぃちゃん大切に使うから』
ちぃちゃんは、ひっしでお願いしました。
『でも、ちぃちゃんはぼくたちが嫌いなんでしょ?』
クレヨンは答えました。
『ごめんなさい、ちぃちゃんがいけなかった。帰ってきて』

次の日の朝、引き出しとクレヨンの箱を見ると、ちゃんと
白いクレヨンが入っていました。
ちぃちゃんはうれしくて、お母さんに頼んで、真っ黒な
画用紙を買ってもらいました。
『何に使うの?』
お母さんは不思議そうにききました。
『フフフ・・・内緒だよ』
ちぃちゃんは笑って答えました。

黒い画用紙にかいたちぃちゃんの白いクレヨンはとても
うれしそう。雲や鳥も白いクレヨンでかきました。

『これからもいっしょだよ、クレヨンさん』
ちぃちゃんはニッコリ笑いました。
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テーマ:*自作童話 物語* - ジャンル:小説・文学
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